今の仮面ライダーは色々すごい!
2018年4月13日金曜日|minna
※テレビ朝日ホームページから画像引用
どうも!石原です。
私には、今年幼稚園の年長になった息子がいまして、彼が今もっともハマっているのが「仮面ライダービルド」という番組でして。
仮面ライダーといえば、ご存知無い方はいらっしゃらないくらい、有名なヒーローものの一つですよね。
私も小さい頃テレビで見たり、仮面ライダーごっこなどをした、今や親子で楽しめる番組です。
とはいえ、私が見ていた当時の仮面ライダーとは全く違っていて、ストーリー、設定、クオリティがかなりレベルアップしています。
そして、それに伴いハイクオリティかつ綿密な計画がされた、おもちゃの数々がまたすごいのです。
その凄さをご紹介いたします。
●昔と今の仮面ライダーの違いって
まずは、昔と今の仮面ライダーの違いからご紹介しましょう。
まずは、ストーリーや設定が大きく進化しています。
昔の仮面ライダーといえば、毎回怪人が登場して、仮面ライダーが成敗していくという流れだったと思いましたが、現在の仮面ライダーは、怪人だけじゃなく、仮面ライダー同士で戦ったりとストーリーも複雑。設定も普通の地球の状態ではなく、日本が不思議な光で3つに分断されて10年経った状態など、子供だけじゃなく、大人もちょっとワクワクするようなストーリー設定。さらに展開も早いので、見る人達を飽きさせません。
仮面ライダー自体も進化しています。デザインもかなり細かく、格好良くなっています。さらに私が子供の頃の仮面ライダーは変身ベルトの風車が回るだけでしたが、今の仮面ライダービルドに登場する仮面ライダーは戦いの状況に合わせて姿(フォーム)を変えて戦い、その変身フォームは30種類以上。変身ベルトにボトルと言われるアイテムを取り替えて装着していくことで変身し、多い時は1回の戦闘で、4〜5回以上変身するので、スピード感、迫力も大分進化しています。
そして、特撮部分のCG技術の進化もありテレビ番組ではかなりハイクオリティで、大人も楽しめるものになっているのです。
●おもちゃの進化がすごい
※バンダイホームページから画像引用
さて、仮面ライダーの進化は先程お話したとおりですが、それに伴い、おもちゃやお菓子などのファングッズも進化しています。
昔の仮面ライダーといえば、変身ベルトやソフビ人形に仮面ライダーカードの入ったスナックなどの展開だったと思いますが、今のグッズはすごいですよ。
まず変身ベルトですが、ボトルというサブアイテムを使うことで、音や光などが変化します。そして、仮面ライダ−のカードはゲームセンターの専用ゲームで使える機能が付いたり、スマートフォンのアプリと連携したりと、子供が集めたくなるような仕組みが出来上がっているのです。
また、おもちゃのパッケージデザインもアイデアを感じるデザインです。どこに感じるかといいますと、パッケージの表面には箱より大きくなっているところです。
※トイザらスインスタグラムより画像引用
通常だと裏表反対なんじゃないかと思うデザインですが、このデザインが売場で陳列した時にインパクトのある売場になるんです。この大胆な発送素晴らしいですね。
●企画から考えられた販売戦略がすごい
さて、先程仮面ライダービルドの変身フォームは30種類以上あると話しましたが、変身ベルトと連携して使う、ボトルというアイテムは60種類くらい登場します。
そのボトルをベルトに装着すると、ボトルごとに専用の音、声が鳴る仕組みが変身ベルトに仕込まれています。ちなみに、声はあの小林克也氏が担当。これもすごいですね。
※ユニクロホームページより画像引用
60種類あるボトルは劇中で全て登場するのではなく、雑誌や映画、主題歌のCD、ユニクロなどの衣料品など、様々なものとコラボした限定ボトルというものがあります。話が進むに連れて、コラボアイテムを投入するのですが、これらのボトルにもちゃんと反応するので、コラボの企画などは、この変身ベルトを作る段階からある程度決まっていたということになります。
こういった綿密に練られた企画で劇の展開がどんどん進んでいっても、長く遊べるおもちゃなどが作れ、さらに、お菓子や衣料品などとも連携し、子供も大人もファングッズを集めたくなってくる魅力ある仕組みができていると感じました。
何事も企画というものはかなり重要だと思いました。エポックも今以上に企画というものを重視した提案をしていきたいと思っています。
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