
- プリントネーム
- プリントネームは主にテープ状の生地にいろいろな方法で印刷するネームです。
特徴は、使用する素材や生地にかかわらず繊細なデザインを細部にわたって表現できることです。
テープの生地としては、下記のような素材がご利用できます。
テープはそれぞれの種別によって巾や印刷の適正が異なりますので、
ご注文の際にイメージも合わせてご注文いただけましたら適正なものをご紹介いたします。
素 材
- 科学繊維(ポリエステル)
- 光沢があり、シワになりにくい印刷がきれいにのるのが特徴です。丈夫で汚れにくく色移りが少ないです。
ヒートカットやレーザー加工も可能です。ポリエステルサテンはプリントネームではもっとも代表的なテープです。
- 天然繊維(綿・麻混・シルク)
- 天然繊維では、コットン系、リネン混紡系、絹などが代表的です。ナチュラルな味わいのある仕上がりです。細かい文字が出にくい事とヒートカットができないので、ほつれが出る事が注意する点です。
印刷方法
- シルクスクリーン印刷
- スクリーン版(孔版)を使用して印刷する方法でもっとも一般的な印刷です。印刷精度も高く、色彩もきれいに出す事ができます。
●版の製作が必要です。 ●印刷の面積が多くなるとインクの影響でネームが硬くなります。
●推薦ロット:1,000枚から ●納期:一週間から
- デリカ印刷
- 凸版をテープに押し当てて印刷します。素材に押し付けて印刷するためテープに馴染みやすくナチュラルな出来上がりになります。
●版の製作が必要です。 ●推薦ロット:1,000枚から
●納期:一週間から
折曲げ加工の種類と寸法指示の仕方
プリントネームはすぐ使用できる形状に加工した状態で納品いたします。折曲加工には主に次のような方法があり、それぞれの折り曲げ方で寸法の指定の仕方が異なります。プリントネームはタテ目とヨコ目がなく、テープ巾と織間によってサイズを指定します。
- EF(両端折曲げ加工)
- 両端を折り曲げるもっとも基本的な折曲方(カットエンドフォールド)手法の一つです。
- ①テープ巾と②仕上げをご指定ください。
- 折曲げ部分③はデザイン対象外です。

- CF(二つ折曲げ加工)※ピスネーム
- 二つに折曲げるもので縫い代部分を挟み込んで使用します。
- ①テープ巾と②仕上げ巾をご指定ください。
- 広げた状態の図もご提示ください。
- 縫い代部分はデザイン対象外です。

- SC/SHC(ストレートカット)
- 単にカットするだけです。綿等自然素材を織っている場合を除き、通常ヒートカットします。部分的に綿、もしくはベンベルグやシルク等を織っている場合は切り口はほつれるためEFをご検討ください。
- ①テープ巾と②仕上げ巾をご指定ください。
- 切り口に加工目印が多少残ることがあります。
- 淡色地の場合ヒートカットの際に色が多少つくことがあります。

- MIF(マイター折り加工)※舟形
- EFとは異なり、吊り下げ状に縫い付ける用途のタグになります。構造上、テープ巾の太いタグには使用できません。
- デザインは②仕上げ巾の部分でしか表現できません。
- ①テープ巾と②仕上げ巾をご指定ください。
- 折曲げ長さと角度は多少の誤差を生じます。
- 一部裏面が見えますので裏糸が走る織り方の場合はそれが見えます。

- CF(二つ折曲げ加工)※ピスネーム
- 二つに折曲げるもので縫い代部分を挟み込んで使用します。
- ①テープ巾と②仕上長をご指定ください。
- 広げた状態の図もご提示ください。
- 縫い代部分はデザイン対象外です。

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